同性カップルが子どもを作る方法について解説します。
レズビアンカップル、ゲイカップルは必見です。
同性カップルが子どもを作る方法8選
医療機関
同性カップルが医療機関で精子提供を受けることはできません。
同性カップルが医療機関で精子提供を受けることは、法律や学会の規定により制限されています。
例えば、日本産科婦人科学会は、提供精子による人工授精を法律上の夫婦に限定しています。同性カップルは対象外です。
また、医療機関での精子提供は費用が高額です(数十万~数百万円かかる)。
SNS
X(Twitter)で精子提供を行っている人たちがいます。
「精子提供」「精子ドナー」で検索するとアカウントが見つかります。

【メリット】
・費用がほとんどかからない(交通費やシリンジキット代ぐらい)。
・無償で精子提供をしている人が多い。
・ドナーに会える。直接やり取りできる。
・スマホ1つでドナーを探せる。
【デメリット】
・嘘の情報を載せている人がいる(年齢、身長、学歴など)
・ヤりたいだけの男がいる
・性病や遺伝性疾患を持っている可能性がある
こちらは私のXのアカウントです。
精子提供のマッチングサイト
精子提供のマッチングサイトがいくつかあります。
「精子を提供したい人」と「提供を受けたい人」をマッチングしてくれます。
最近、恋愛や婚活のマッチングアプリが流行っています。その精子提供版だと考えてください。
知人
友達や知人から精子提供を受けることができます。信頼できる知人がいれば相談してみましょう。
知人からの提供では、性交渉を伴わないシリンジ法が一般的に用いられているようです。
海外の精子バンク
海外の精子バンクで精子を購入できます。
デンマークのクリオス・インターナショナルや、アメリカのカリフォルニア・クライオバンクなどが有名です。
【メリット】
・たくさんのドナーの中から選べる。
・ドナーは厳しい基準でスクリーニングされている。医学的検査、心理的評価などが徹底されている。
【デメリット】
・費用がかなり高額。精子購入費用や日本での治療費を合わせると1回あたり30万円〜100万円がかかる。
・外国人との間に子どもをもうけることになる。
里親制度
里親制度とは、さまざまな事情で親と暮らせない子どもを、一定期間自分の家庭で預かり養育する制度のことです。
里親と子どもには法律上の親子関係は生じません。あくまで子どもの成長を社会的にサポートする役割を担います。
委託期間が定められている場合が多いです。
同性カップルが里親になることは可能です。法律上、里親になるための要件に「男女の夫婦であること」という規定はありません。実際に、自治体に里親として認定され、子どもを家庭に迎え入れている同性カップルは年々増えています。
「里親精度 福岡」というようにググって調べてみてください。
養子縁組
養子縁組とは血縁関係のない者同士が、法律上の親子関係を結ぶ制度のことです。
現在の日本では、同性カップルが「二人揃って」法的な親になることはかなり難しいです。これは、養子縁組の制度が法律上の「夫婦」を前提としているためです。
しかし、方法がないわけではありません。普通養子縁組を使い、パートナーのどちらか一人が「独身者」として養子を迎える、という方法があります。
違いを整理しました。
特別養子縁組
目的:実親との法的な親子関係を解消して、養親と安定した親子関係を築くのが目的です。
戸籍の記載:「長男・長女」と記載されます。実親の名前は記されません。
同性カップルにとっての壁:法律で「配偶者のいる者」(=法律上の夫婦)と定められているため、同性カップルが二人で養親になることはできません。
普通養子縁組
目的:実親との法的な親子関係は残したまま、養親と新しい親子関係を結びます。
戸籍の記載:「養子・養女」と記載されます。実親と養親、両方の名前が記されます。
同性カップルにとっての道:成人であれば「独身者」でも養親になることができます。 これが、同性カップルが養子縁組で家族になるための現実的な法的です。
代理母出産(ゲイカップルの場合)
代理母出産とは、依頼を受けた女性が依頼者の代わりに出産することです。
日本では、日本産科婦人科学会の会告により、代理出産は認められていません。法的な罰則はありませんが、国内の医療機関で実施することはできません。代理出産を希望するゲイカップルは、合法的に実施できる海外の国へ渡航する必要があります。
【メリット】
・パートナーどちらかと生物学的な繋がりを持つことができる ・
【デメリット】
・非常に高額な費用がかかる(2000万円~3000万円以上)。
・国選びや煩雑な法的手続きが必要。
同性カップルはどの方法で子どもを作っている?
同性カップルはどの方法で子どもを作っているのか?
医療機関の利用はハードルがかなり高いです。利用している人はほぼいないはず。
最も多いと思われるのは、個人での精子提供(X、マッチングサイト、知人)です。
海外の精子バンクを利用する同性カップルもいますが少数です。
その他
レズビアンカップルによっては、2人ともが精子提供を受けることもあるようです。
参考になる動画
→海外の精子バンクと知人から提供を受けたとのことです。